アロマテラピーを仕事にしたい!プロフェッショナルな資格を取りたい!
エキスパートとして躍進したい!
監修:林伸光
編:ライブラ香りの学校
判型:B5判
頁数:344頁
アロマテラピーテキストの決定版
中・上級者向け
アロマテラピーテキストの決定版。
下巻の本書は、より専門性の高い内容を扱っています。
「『アロマテラピーで心が癒される』……この魅力的な言葉によってアロマテラピーを始められた方は多いのではないでしょうか。
精油の薬理や恒常性への作用メカニズムはいろいろな文献で見受けられますが、心が癒されることの核心については、これまでほとんど言及されてきませんでした。
下巻ではこの問題も扱いながら、“癒しというマジック”のタネあかしをしていくことにしましょう」
(監修者●林 伸光)
CONTENTS
第1章 精油のプロフィール
◆カルダモン Cardamon
◆クローブ Clove
◆コリアンダー Coriander
◆シダーウッド Cedarwood
◆シトロネラ Citronella
◆ジンジャー Ginger
◆タイム Thyme
◆ニアウリ Niaouli
◆パインニードル Pineneedle
◆バジル Basil
◆パルマローザ Palmarosa
◆ヒノキ Hinoki
◆フェンネル Fennel
◆プチグレン Petitgrain
◆マンダリン Mandarin
◆ユーカリラディアータ Eucalyptus Radiata
◆ユズ Yuzu
◆ライム Lime
◆ラバンジン Lavandin
◆ラベンサラ Ravensara
◆ローズウッド Rosewood
◆ローズマリーベルベノン Rosemarry
◆オークモスAbs. Oakmoss
◆バニラAbs. Vanilla
◆ガイアックウッド Guaiac Wood
◆ミモザ Mimosa
第2章 心理学
●心理学とは何なのか
●「こころ」とは何なのか
●「個」としての「こころ」(1)……心の仕組み(機械論的考察)
●「個」としての「こころ」(2)……伝統的な分析心理学から
●社会的存在としての「こころ」
●心の異常
●心理学をアロマテラピーに活かすには
column WHOの健康の定義
column 催眠療法
column コンプレックスの発見
column 古典的ヒステリー療法
第3章 コンサルテーションの理論と演習
●コンサルテーションとは
●コンサルテーションの手順
●コミュニケーションスキル
●ケーススタディ
●「アロマテラピーの魔法」~ライブラのホリスティック・アロマテラピー理論
●NBMとしてのアロマテラピー
●ホリスティック・アロマテラピーの再構築
column アロマテラピーとアロマセラピストの定義
column 個人情報保護の観点から
column セラピーに用いる用語について
column 「気受け」という現象について
第4章 衛生学
●衛生と衛生学
●感染症
●感染症との戦いと微生物の発見
●微生物
●代表的な微生物の種類と特徴
●感染症の予防
●病原体の感染経路
●病原体の防除法
●アロマセラピストのための衛生管理
column 「衛生」は中国の古典からつけられた訳語
column 常在菌
column BSE(牛海綿状脳症)はなぜ危険?
column ヒポクラテスのミアスマ説とウイルス説
column コッホの三原則
column 滅菌の失敗からペニシリンを発見
column 役立つ微生物
column 細菌に寄生するバクテリオファージ
column 界面活性剤とは
column 低温殺菌法
第5章 病理学
●病理学総論
病理学の意義/疾病の一般/病因/循環障害/退行性病変
進行性病変/炎症/腫瘍/免疫異常・アレルギー
●一般内科
消化器疾患/呼吸器疾患/循環器疾患/血液疾患/内分泌疾患
アレルギーおよび膠原病/感染症/腎・尿路疾患
●神経内科および脳神経外科
脳血管障/脳腫瘍/神経系の変性疾患/脱髄疾患/筋疾患(ミオパチー)
神経筋接合部の疾患/抹消神経疾患(ニューロパチー)
●整形外科
関節疾患/筋疾患/骨疾患/形態異常/腰痛、坐骨神経症候群/脊髄損傷
●その他の各科
眼科疾患/耳鼻科疾患/皮膚科疾患/小児疾患/婦人科疾患/泌尿器疾患/精神科疾患
column 「がん」と「癌」の表記の違いがあるのはご存知ですか?
第6章 ボディトリートメントの理論と実際
●ボディトリートメントの理論
●運動学
●ヒトの感覚
●ボディトリートメントの手技の作用
●身体への作用
●ボディトリートメントの注意事項
●ボディトリートメントの禁忌事項
付属資料
●1.トリートメント実技
●2.精油の成分分析について
●3.精油57種類のガスクロマトグラフ
イランイラン/オークモスAbs
オレンジ・スイート/ガイアックウッドReg
カモミール・ジャーマン/カモミール・ローマン
カルダモン/クラリセージ
グレープフルーツ/クローブ
コリアンダー/サイプレス
サンダルウッド/シダーウッド
シトロネラ/ジャスミンAbs
ジュニパー/ジンジャー
スイートマージョラム/ゼラニウム
タイム/ティートリー
ニアウリ/ネロリ
パインニードル/バジル
パチュリ/バニラAbs
パルマローザ/ヒノキ
フェンネル/プチグレン
ブラックペッパー/フランキンセンス
ベチパー/ペパーミント
ベルガモット/ベンゾインReg
マンダリン/ミモザAbs
ミルラ/メリッサ
ユーカリ グロブルス/ユーカリ ラディアータ
ユズ/ライム
ラバンジン/ラベンサラ
ラベンダー/レモン
レモングラス/ローズAbs
ローズウッド/ローズオットー
ローズマリー シオネール/ローズマリー ベルベノン
ライブラ香りの学校について
この本を編集した「ライブラ香りの学校」は、監修者の林伸光先生によって1991年に開講され、15年間でアロマテラピー専門家を約3000名(2006年末現在)輩出した日本最大のアロマテラピースクールです。(社)日本アロマ環境協会総合資格認定校、また英国IFA資格認定校として全国7ヶ所で授業をおこなっており、AEAJ認定インストラクターの約4分の1がライブラの卒業生という、伝統と実績のある学校です。東京〈銀座・渋谷〉、京都、大阪本部〈梅田〉、名古屋、岡山、福岡に教室があります。また(社)日本アロマ環境協会、NPO法人日本スパ振興協会の法人会員でもあります。
監修:林 伸光(はやし のぶみつ)
ライブラ香りの学校代表講師。ライブラナチュテラピー(株)代表取締役。(社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピープロフェッショナル。英国IFA認定アロマセラピスト。全米催眠療法協会認定ヒプノセラピスト。英国NLP認定プラクティショナー。
1962年兵庫県生まれ。1985年関西学院大学経済学部卒業。2003年~2004年関西学院大学文学研究科受託研究員(臨床心理学)。88年にハーブショップを開業、同時に現在社長を務める(有)フォレスタエンタープライズ〈現ライブラナチュテラピー(株)〉を設立。1991年よりアロマテラピースクール「ライブラ香りの学校」を主宰し、卒業式は2006年現在で3000人を超える。自らの研究では、アロマテラピーの心理的「癒し」効果を臨床心理学の手法を用いてモデル化し、アロマテラピーの活用、可能性を学術的に裏付けることをすすめている。「クライアントを一人ずつサポートしていくことで、平和な社会をつくること」がライフワーク。