著者:LE在宅・施設 訪問看護リハビリステーション
判型:A5判
頁数:168頁
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介護・リハビリは“在宅”の時代!
誤嚥(ごえん)は命に関わります!
快適な会話・快適な食事ができる事は“幸福な生活”そのもの。
言語聴覚士の専門分野だった“言葉と飲み込み”に関するさまざまなトレーニングを、誰でもできるよう家庭向けにご紹介します。
食べ物などが食道でなく誤って気道から肺に入ってしまい、そこで炎症を起こす「誤嚥性肺炎」は年々増加しています。
嚥下の問題は窒息だけでなくさまざまな形で命に関わる重大事なのです。
一方、飲み込む力を養う事で、こういった事故は防ぐ事ができます。
専門の言語聴覚士が紹介するトレーニングを、ぜひ活用下さい!
CONTENTS
●第1章 言語聴覚療法とは
・言語聴覚士って何?
・在宅言語聴覚療法の役割
コラム① 誤嚥性肺炎って?
●第2章 安全に食事をしましょう
・解剖① 摂食・嚥下障害とは
・解剖② 口に入れる~飲み込むまでの順序
・解剖③ 嚥下に使う機能ってどんなものがあるの?
・解剖④ 障害されると起きること
コラム② 今の方が軟らかい?変化している食形態
コラム③ おいしさそのまま!軟らか食、刻み食のコツ
・エクササイズ① 誤嚥予防の全般的な基礎練習
1 呼吸練習
2 首周りの体操
3 肩の運動
4 顔面の体操
5 舌の運動
・エクササイズ② それぞれの部位ごとのエクササイズ
1 口、唇の力を強くする
2 嚙む力を強くする
3 舌の力を強くする・うまく動かす
4 飲み込みの力を強くする
コラム④ 誤嚥しやすい方へのおすすめのとろみと商品
・エクササイズ③ 首周りのトレーニング
1 胸鎖乳突筋のストレッチ
2 上部僧帽筋のストレッチ
3 肩甲挙筋のストレッチ
●第3章 しっかり話せるように
・解剖① 音声障害・構音障害とは
・解剖② 声を生成する(発声する)とは
・解剖③ 話し言葉をつくる(構音)とは
・解剖④ 在宅で多い発声の問題
1 かすれ声(嗄声)とは?
2 在宅で多い構音障害
・エクササイズ① 声を出しやすくするために緊張を整える
1 あくびため息法
2 そしゃく法(チューイング法)
3 気息性起声
・エクササイズ② 声を出しやすくするために緊張を高める
・硬起声発声
・エクササイズ③ 声を出しやすくするために声の高さを変えよう
1 声を低くする(硬起声発声)
2 声を高くする(裏声発声)
・エクササイズ④ 声をつくる基礎練習(構音)
1 良い姿勢づくり
2 良い呼吸づくり
3 首や肩の緊張をほぐす
・エクササイズ⑤ 声を出すための筋力トレーニング
・ドローインのやり方
・エクササイズ⑥ 声を出すために必要な顔面の筋肉を鍛える
・パタカラ体操
・エクササイズ⑦ より響きの良い声を出す
1 構音点別の練習
2 話し方の速度や調子を変える
3 歌唱する
●第4章 失語症「話す・聞く・読む・書く」
・解剖① 失語症によるコミュニケーション障害とは
・解剖② 失語症の原因
・解剖③ 失語症と間違えられやすいその他の病気
・解剖④ 失語症の症状
・解剖⑤ 失語症の種類
・解剖⑥ 高次脳機能障害とは
■失語症の方へのアプローチ① アプローチの前に
■失語症の方へのアプローチ② 失語症の方と関わるポイント
■失語症の方へのアプローチ③ 相手を助ける具体的なヒント
■失語症の方へのアプローチ④ 高次脳機能障害へのアプローチ
・エクササイズ① 顔と口の体操
・エクササイズ② 50音、濁音、拗音を声に出す、指をさす
・エクササイズ③ 基本情報を書く
・エクササイズ④ 短文穴埋め
・エクササイズ⑤ ○×問題
・エクササイズ⑥ 語想起
・エクササイズ⑦ 短文を理解する
●第5章 在宅の言語聴覚療法で困ったら
1 言語聴覚療法はどこで受けることができるの?
2 公的保険を利用して言語聴覚療法を行うためには?
3 練習中具合が悪くなったら
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