著者：重村尚
判型：四六判
頁数：196頁


体脂肪コントロールのプロが伝授！
美しく健康的に痩せるための「シンプルなルール」


条件次第で体脂肪は寝ている間に最も良く燃えます。
苦しい運動はしていけません。不自然な食事制限もダメです。
身体作りを加えれば、さらに効率よく燃やせます。
ボディビルの名トレーナーで、ダイエット指導歴35年以上の著者が、「睡眠中の体脂肪の消費」に注目した、だれでも実践できるメソッドを公開します。
体脂肪を寝ている間に燃やすための、理論、条件、方法を、たくさんの図解とともに、わかりやすく解説します。
体の歪みを整える簡単な体操「６つの基本体操」と体脂肪を消費しやすい身体作りのための方法も紹介します。


CONTENTS

第１章　何かがおかしい！？ダイエットの不思議
　１．痩せるスポーツクラブ
　　　なぜ、毎年違ったダイエット法が流行るのか？
　　　信じてもらえないほどの成果
　２．どこかヘンな「ダイエット」の一般常識
　　　ダイエット＝痩せること、ではない？
　　　エステティック＝痩せること、でもない？
　　　体重計の目盛りに一喜一憂
　３．痩せたいなら食べろ？
　　　痩せる食品
　　　魅力的なダイエット市場
　４．イタいダイエット
　　　脂肪吸引は怖い
　　　最後の手段・胃の縮小手術

第２章　「太る」とはどういうことか？
　１．体脂肪とは何か？
　　　体脂肪と除脂肪組織
　　　エネルギー源としての脂肪
　　　保温材としての脂肪
　　　クッション材としての脂肪
　２．運動療法vs食事療法
　　　体重を減らす方法は、たった２種類しかない
　　　無理な食餌制限は、痩せるのではなく、やつれる
　　　スポーツにおける減量失敗とは？
　３．運動療法のワナ
　　　ワナ１　運動すると食べたくなる
　　　ワナ２　継続は力だが……
　　　ワナ３　故障を負うリスク
　４．有酸素運動への誤解
　　　無酸素運動と有酸素運動
　　　知らぬ間に行っている無酸素運動
　　　有酸素運動と基礎代謝
　５．部分痩せはできるか？
　　　エステ、マッサージで部分痩せ？
　　　筋トレで部分痩せ？
　　　「部分痩せ」「部分太り」の正体
　６．水太りって何だろう？
　　　水太りのシナリオ
　　　よく食べ、よく飲む人に多い
　７．肥満は加速する
　　　食欲は膨らむ
　　　血糖値と食欲の仕組み
　　　肥満の加速を止めるには？
　　　食欲を抑える方法

第３章　脂肪の燃やし方は、自然が教えてくれた
　１．重村式減量法
　　　いつ体脂肪が燃えるのか？
　２．エネルギーになる順番がある
　　　エネルギー源は？
　　　空腹時の運動は体の組織を壊す
　３．熊は冬眠中に体脂肪を使う
　　　冬眠の秘密
　　　恒温動物はエネルギーをたくさん使う
　４．基礎代謝を高める運動とは
　　　動物は、「動く物」と書く
　　　どんな運動がよいだろうか？
　　　抗重力筋と体のバランス
　　　どのくらい運動をすればよいのだろうか？
　　　心拍数は１２０でよいのか？
　　　オススメの運動とペース配分
　５．食べること
　　　１日の食事の配分オススメは和食
　　　身土不二
　　　朝食にご飯と味噌汁を
　　　炭水化物は大切
　　　味噌汁の有り難さ
　　　お米の力
　　　歯の形、数でわかる、生き物の食べものの割合
　６．重村式減量法まとめ

第４章　体を整えるエクササイズ、鍛えるエクサイズ
　１．歪みをとる「六つの基本体操」
　２．軽負荷・有酸素シークエンストレーニング
　　　呼吸は「ゆっくり吐く→自然に空気が入る」
　　　トレーニングメニューについて
　　　身を護るために必要最低限の筋肉を

健康運動指導士・ボディビル指導者：重村尚（Hisashi Shigemura）
1944年鹿児島県生まれ。大阪社会福祉短期大学卒業後、社会福祉の仕事に従事。ボディビルでミスター大阪で優勝。全日本で準優勝。上京後、ミスター関東で優勝など好成績を収める。1976年に東京赤羽にボディビルジムを開設。ミスター日本、ミズ日本、ミスター東京、ミズ東京、ミス健康美を輩出。指導者として注目を浴びる。1981年、女性専用のスポーツクラブを開設。独自の理論を確立し、鹿児島、静岡などでも好評を博す。東京ボディビル連盟理事長３期をはじめ、日本ボディビル連盟理事長、アジアボディビル連盟常任理事などを歴任。また、橋本敬三師の創始による「操体法」を身につけ、操体法研究会の中枢メンバーとして活動。著書に『目からウロコのダイエット読本』（体育とスポーツ出版刊）。