• 書籍 身近な「匂いと香り」の植物事典
書籍 身近な「匂いと香り」の植物事典

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商品説明

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著者:指田豊
判型:A5判
頁数:248頁
発売日:2023年8月21日

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においの正体と薬効
動けず、声も発しない植物たちが獲得した特徴とは!?

バラは咲き始めに一番香りがよいのはなぜ?
イチョウのタネはなぜ臭い?
花ではなく根に芳香成分がある植物は?

薬草研究の第一人者によるユーモアあふれる解説。
誰かに言いたくなる、おもしろ知識が満載!

東京薬科大学で長く薬用植物、生薬を研究してきた著者が、その豊富な知識と経験を、「におい」という視点から解説します。
植物の放つにおいはバラのような芳香から、ドクダミの臭気までさまざまありますが、どれも「種の存続」という同じ目的で発しているものです。

植物が生育する環境によって、大きく変わる生態は100種類の植物であれば、100とおり。
もちろんにおいも100とおりです。
それぞれが個性的で、解説も非常にわかりやすく興味をそそります。

数多くのアロマ、ハーブ協会で理事等を務める筆者が、その集大成として著しました。
アロマ・ハーブ愛好家、アロマセラピストはもちろん、植物のにおいに敏感な園芸愛好家も、手元に置いておきたい必携の一冊!

イエライシャン……甘い香りで夜行性の昆虫を誘う
コノデガシワ……発毛の薬効は試す価値あり
ジンチョウゲ……甘酸っぱい香りで魅了されるも食用厳禁
チョウジ……その昔、世界経済を動かした芳香植物
トウモロコシ……におい成分には口臭と同じ成分も
ヒノキ……香りだけでなく、木材として優れた特徴をもつ etc.


CONTENTS

●序章 本書を面白く読んでいただくために
植物とにおいの関係
植物の分類と名前

●パート1 気になるにおいの植物100
アカマツとクロマツ
アスパラガス
アンズ
イエライシャン
イチョウ
ウイキョウ
ウインターグリーンとシラタマノキ
ウコン
ウスバサイシン
ウメ
ウワミズザクラ
ウンシュウミカ
オオシマザクラ
オミナエシ
オランダイチゴ
カキドオシ
カツラ
カノコソウ
カミツレ
カリン
キク
キュウリ
キュウリグサ
キンモクセイ
クズ
クスノキとホウショウ
クソニンジン
クチナシ
クリ
クロモジ
ゲッケイジュ
コーヒー
コノテガシワ
コブシとタムシバ
ゴボウ
ザゼンソウ
サフラン
サルビア
サンショウ
シソ
シナガワハギ
ジャスミンの仲間
シュンギク
ショウガ
ショウブとセキショウ
ジンチョウゲ
スイカ
スイカズラ
スイセン
スギ
スズラン
ゼラニウム
セリ
タイム
チャ
チョウジ
テイカカズラ
トウモロコシ
ドクダミ
トベラ
トマト
ニオイアヤメの仲間
ニオイスミレとスミレの仲間
ニセアカシア
ニッケイ
ニラ
ニンジン
ニンニク
ネギとタマネギ
パイナップル
ハッカ
バナナ
バニラ
ハマスゲ
バラ
ヒアシンス
ヒサカキ
ヒノキ
ビャクダン
ビワ
フジバカマ
フリージア
ヘクソカズラ
ホオノキ
ホップ
ミツデウラボシ
ミョウガ
メロン
モモ
ヤマユリ
ユズ
ヨモギ
ライラック
ラベンダー
リュウノウギク
リンゴ
レモン
ロウバイ
ローズマリー
ワサビ

●パート2 植物の形態とにおい成分
植物の形
植物のにおいの成分


指田豊(さしだ ゆたか)
薬学博士。東京薬科大学名誉教授。日本薬史学会理事。日本植物園協会名誉会員。ナード・アロマテラピー協会顧問。1938年東京生まれ。専門は薬用植物学、生薬学。大学退職後は薬用植物、ハーブを中心に身近な植物の観察と活用に関して、講演、執筆、野外観察指導などをしている。本書で紹介した写真のうち、一部を除き全て著者がこれまで撮りためてきた。著書に『薬用植物学』(廣川書店)、『薬になる野の花・庭の花100種』(NHK出版)、『身近な薬用植物』(平凡社)、監修に『散歩で見つける薬草図鑑』(家の光協会)等、多数。


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