著者:操体バランス協会
判型:四六判
頁数:184頁
発売日:2022年11月15日
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上手くなる人は、みんなやっている。
バランス力を上げるだけで、あなたの実力は倍増する!
操体法とは、昭和初期に橋本敬三医師によって考案された身体調整法。
身体の“動きやすい方向”へ動かすことによって、“動きにくい方”を改善するという無理がなく画期的な方法により、身体改善法として広く普及してきました。
それをスポーツや武道の“動き”の向上に活かそうというのが、従来はなかった新たな本書の狙いです。
誰もが無自覚に抱えてしまっている、身体の偏り。
これをなくすだけで、あらゆる動きがスムーズになり、“伸び悩み”も“不調”も一気に解決!
上達に一番必要だったものは、「操体法」がもたらす“バランス”だったのです!!
CONTENTS
●序章 “上手くなる人”がみんなやっているコツ
1 上手くなるには根本的なコツがある!
2 上手くなるシステム
3 動きが精確になっていくシステム
4 ケガしやすい人の知られざる原因
コラム 創始者のことば
●第1章 操体法の原理
1 動きにくいものを動くようにするには?
2 操体法の考え方
3 人間であるための4つの営み
4 感覚と身体反応メカニズム
5 操体法によってもたらされる身体性
●第2章 動診〜“身体の声”の聴き方
1 自分の身体と向き合う
2 自己内観
3 操体法の基本手順
4 呼吸と身体
5 6つの基本運動
6 動診で陥りやすいところ
●第3章 操法の基本形 基本4法〜体幹・下半身
基本4法① 踵左右伸ばし
基本4法② つま先上げ
基本4法③ 両膝倒し
基本4法④ かえる足
●第4章 全身各部位の操法
1足
(仰臥位:足首屈伸、つま先内外回し、つま先内外捻り)
(伏臥位:足首屈伸、両つま先左右回し)
(椅坐位:足首屈伸、つま先内外回し、つま先内外捻り)
2踵
(仰臥位:踵左右押し、 踵左右押さえ)
3膝
(仰臥位:膝上げ下げ、片膝曲げ捻転、膝前伸ばし、片膝抱え、両膝開閉)
(伏臥位:膝頭左右上げ、膝左右屈伸、両膝左右倒し)
(椅坐位:膝左右上げ下げ)
4腰
(仰臥位:腰左右側屈、腰左右捻転)
(伏臥位:腰上げ下げ、腰左右捻転)
5手首
(仰臥位:手首屈伸、手首内外伸ばし、手首内外回し)
(椅坐位:手首屈伸、手首内外伸ばし、手首内外回し)
6腕
(仰臥位:腕左右伸ばし)
(伏臥位:腕上げ下げ、腕引き伸ばし)
7肩
(仰臥位:肩上げ下げ、両肩上げ下げ、肩挙げ下ろし)
(椅坐位:肩上げ下げ、両肩上げ下げ、肩左右回し)
8首
(仰臥位:首前後屈伸、首左右倒し、首左右回し、首圧迫牽引)
(椅坐位:首前後屈伸、首左右倒し、首左右回し、首圧迫牽引)
9上体
(椅坐位:上体左右伸ばし、上体左右回し)
●第5章 筋力をつける 操体運動 with5S
1 足踏み(立位)
2 小さなスクワット(立位)
3 合掌返し(立位)
4 かえる足(伏臥位)
5 足落とし(椅坐位)
6 両手振り(椅坐位)両手振り〜立ち上がり
7 片足踏み(仰臥位)
8 片膝踏み(仰臥位)
9 踵、足裏トントン・スリスリ(仰臥位)
10 足首、ふくらはぎトントン・スリスリ(仰臥位)
11 寝返り(仰臥位)
12 寝返りから座位
13 俯せから立位